全盲の少年ドラマー酒井響希君の言葉に涙が止まらなくなった朝
こんにちは。まる美です。
昨晩は胎動がいつにも増して激しく、今日は寝不足でボーっとしております(´ー`)
私は、朝いつもZIP!を見てそのままスッキリを見るのですが、先日スッキリで放送された全盲ドラマーの酒井響希くんの姿に号泣してしまいました。
酒井響希くんとは、全盲の少年ドラマーです。
1歳半の時に『両眼性網膜芽細胞腫』という小児がんを発症し、ご両親はその時の主治医から「命を取るか両目を取るかどちらか選んでください」という究極の選択を迫られたそうです。
命を最優先に考え、両眼の摘出手術を受け、それから響希くんはわずか2歳という年齢で全盲になりました。
響希くんのお母さんは当時毎日つらくて泣いていたそうです。
つらいね。自分が同じ立場でもずっと泣いて過ごすだろうな…。
きっと「なんでこの子なんだろう」「できるなら変わってあげたい」って。
毎日泣いて過ごすお母さんを元気づけたのは響希くんが前向きに生きようとする姿だったと言います。
響希くんが全盲となった当時、おもちゃで遊ぶことができなかったため、自宅の壁や床などを叩いて音の違いを楽しんでいたそうです。
そして、響希くんが3歳の時に、ご近所の友人宅で試しにドラムを叩かせてもらうと、響希くんはドラムの迫力ある音に感動して「ドラムを叩きたい」と訴えるようになりました。
ご両親は迷わずドラムをセットで購入し、4歳になってからは月3回のレッスンを受け、響希くんのドラムの腕はみるみる上達していったそうです。
実際に響希くんのドラムを聴くと分かる通り、大人顔負けの力強い演奏です!!
響希くんが本格的にプロドラマーを目指すようになったのは、Def TechのMicroが彼に言った「4年後、Def Techのステージでドラマーとして共演しよう!」という言葉でした。
いつかDef Techと共演できる日を夢見て、それまで以上にドラムに熱中する響希くん。
そして、約束の言葉からちょうど4年後の夏に、響希くんは遂に、憧れのDef Techとの共演を果たすのです。
演奏後、大歓声に包まれた夢のステージで響希くんが言った言葉は
「ぼくは ぼくに生まれてきてよかったです」
「ママ もう泣かんといてな」
これを聞いて、私は涙が止まりませんでした。
ぼくは ぼくに生まれてきてよかった
この言葉でご両親はどれだけ救われただろうか。
ママ もう泣かんといてな
一番つらいのはあなた自身なのに、自分よりもママを思い遣る姿。
強く、前向きな響希くんに朝から号泣させられました。
“母は強し”とはよく聞くが、本当に強いのは子どもの方なのかもしれない。
もし、もしも自分の大切な人が大きな障害を抱えてしまったら。
それでも自分は強くいられるだろうか。
大切な人を前へ希望の方向へ導くことができるのだろうか。
自分にはそんな自信がない。
でも、どんなことがあっても、どんな境遇に立っても、その時は “大切な人と笑顔でいられる選択をしよう”
こんな軸が一つできました。
今日はナイーブな内容になってしまいました(´・ω・`)
響希くんにはプロのドラマーという夢を叶えてほしいと強く願います。
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